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黒酢で高血圧予防
現代病とも呼ばれる生活習慣病のひとつに、高血圧症が挙げられます。
血圧が高くなると、血管が受ける圧力が高くなり、血管の内壁が傷つきやすくなります。
傷ついた血管壁は厚みを帯び、血液の通りが悪くなって、やがてサラサラだった血液がドロドロ血液に変化します。
ドロドロ血液によってさらに血管内壁が傷つくと血栓ができやすくなり、動脈硬化が起こって心筋梗塞や脳卒中などの大きな原因となってしまうのです。
そのため、高血圧は成人病の三大因子と言われており、早めの対策・治療が推奨されています。
黒酢には『アンジオテンシン交換酵素(ACE)』と呼ばれる物質が含まれており、不活性体であるアンジオテンシンⅠを生理活性のあるアンジオテンシンⅡに変換することで血圧の上昇物質を阻害し、高血圧症の予防・解消に役立てることができます。
ACEは一般の食酢にも含まれていますが、黒酢の方が含有量が高く、特に玄米を原料とした玄米黒酢に最も多く含まれています。
ちなみに、ACEは血圧を下げる効果だけでなく、血圧を正常に保つはたらきを持っているため、健康体の方はもちろん、低血圧の方の血圧調整にも有効です。
高血圧は、初期のうちはまったく自覚症状がなく、悪化するまで気づきにくいところが特徴です。
動悸や呼吸困難、胸痛などの症状を感じるようになったら、かなり症状が進行している証拠ですので、自覚症状があらわれる前に黒酢を定期的に摂取して正常な血圧を保つよう心がけましょう。